サツラクのこだわり

原料に優る製品なし

良い牛乳をつくるのは、良い生乳だけです。

どんなに最新の加工技術を使っても、もともとの生乳の品質以上の牛乳を製造することはできません。原料(生乳)に優る製品(牛乳)なし、という言葉はサツラクの変わらないモットーです。

そのために生産者たちは、風味豊かで栄養分のバランスのとれた生乳づくりをめざしてつねに乳質改善に取り組んでいます。同時に、良い生乳をたくさん出す健康な牛の育成管理にも細心の注意を払っています。

健土健民

自然の循環を見つめた、黒澤酉蔵(とりぞう)翁(おう)の先見性。

「健土健民」とは、サツラク草創期のリーダーの一人であった黒澤酉蔵が残した言葉で、今日でもサツラクの製品づくりの基本理念となっています。
その思想とは、人間の健康を育む良い牛乳は健康な牛からしぼられ、健康な牛は栄養の高い牧草で育ち、その牧草は健康な土から育つ。

つまりは、人々の健康(健民)は健やかな大地(健土)によって育まれるもので、酪農の本質はこの「天地自然循環の法則」にある、というものです。

地産地消を基本に自然本来の力を引き出す、安全で持続可能なこの農法の意義は今日ますます大きくなっています。
サツラク農協はこの理念とともに、良い土・良い草・良い製品づくりの努力を重ねています。

愛情100年品質

サツラク自主自立100年の歩み。

1876年(明治9年)、エドウィン・ダンの指導によって札幌真駒内に牧牛場ができ、北海道の地に初めて畜産の鍬が入りました。

それから約20年後の1895年(明治28年)、札幌牛乳搾取業組合、今日のサツラク農協のルーツが産声をあげます。組合長は、北海道酪農の父といわれた宇都宮仙太郎。わずか10数名からのスタートでしたが、自主自立・健土健民の思想を掲げ「北海道酪農100年」の礎を築いてきました。

そして、日本の食と農業が試される次の100年へ。サツラク農協の組合員一人ひとりはこの歴史の中の一員として、いい製品をつくりつづける責任を負っています。

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